C3
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サバゲー始めました;Marsoc おじさん
https://marmon.militaryblog.jp
MARSOC /Marine Raiders風の装備やっています。
主に2015年以降、現行装備が好きです。
知識等至らぬことがあれば、コメントにて指摘していただけると大変助かります。
ja
Mon, 24 Aug 2020 19:06:56 +0900
Fri, 08 Nov 2019 12:54:55 +0900
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CLOG
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まーもん
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Marsoc風な装備を楽しんでいる初心者サバゲーマーです。
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Marsocでのマルチカムについて
こんにちは、まーもんです。
最近何かと界隈を騒がせているマルチカムですが、「最新はマルチでしょー」くらいの感覚の方々が多いのではないのでしょうか?
またこれまで2008年ごろからずっとウッドランドがトレードマークとも言っていいマリーンレイダースが急にマルチカム?と長く装備をやっている方は拒否反応を示しているかもいるかもしれません。
今回はレイダースにおける、マルチカム採用の流れと実際に使用しているウエアの簡単な説明をしていこうと思います。
まず、最初にユニットで統制したマルチカムが出だした時期が大体2019年の中頃です、場所はオーストラリアでの合同訓練だそうです、これが公式で初めてマルチカムが露出した訓練ですね。
2019/07/10マルチカムMARSOC
当初は豪軍のAMCU(オーストラリアンマルチカム)と統制を合わせるためだと思われていましたが、その後は怒涛のマルチカムの嵐と言っていいほど写真がアップされるようになりました。
公式以外でも隊員個人のSNS等でもマルチカムが見られるようになってきたのが同じ時期のため、やはりこの時期から支給が始まったと考えて間違い無いでしょう。
<2019年7月>
では、どう言った理由でマルチカムが使用されるようになったのでしょうか。
従来、Marine Raidersは2006年の発足以降、アフガニスタンに派遣されてからウッドランドが正式迷彩という位置付けで使用されてきました。これはアフガニスタンでの現地軍 Afghan National Army Commando Corps通称ANA CommandoがM81ウッドランド迷彩を使用しているためです。
当初はBDU型のものを使用していましたが、それが年を経るにつれ進化していき、DrifireやCrye Precision等々の様々なバリエーションのタイプのユニフォームが採用されています。
・BDU
・Drifire
・Crye g3
通常、迷彩は現地同盟軍に合わせたもの、もしくは植生に合わせた迷彩を使用することになっています。
したがって派遣される地域によって迷彩を使い分けることになります。
例えば
・イラクではウッドランド
・シリアではデザートマーパット、マルチカム、
・フィリピンではウッドランドorウッドランドマーパット
が使用されています。
そこで現在部隊が展開中の地域の点から話をしようと思います。
シリアで当初ウッドランドマーパットとデザートマーパットが使用されていました。
ウッドランドマーパットは写真が出た当初非常に話題になったアレですね。
Manbijでのこの写真や
SEAL,デルタ、レイダース等が写っていると言われているこの写真です。
レイダース以外ではデプロイ当初からマルチカムも使用されていますが、いわゆるTier1のオペレーターには作戦の都合上(ジョイントオペレーション等?)ウッドランドマーパットが支給されていたようです。
シリアでウッドランドマーパットの使用が見られるときは大抵複数の部隊が同行しているので、個人的な見解ですが作戦の都合上、迷彩を統一し、なおかつ他の部隊との違いを出すために使用されたのではないかと考えています。
こちらはデルタのオペレーターと言われている写真です、シリア派遣の初期の頃です。
隊員に聞いた話によると、シリアでもCryeのウッドランドマーパットは一部の部隊にしか支給されていないそうです、また本国のレイダースの隊員も、インストラクタークラスの隊員にしか支給されていないそうです。
結果的には作戦を共にすることの多いSEALSとの整合性やカモフラージュ効果を考えてデザートマーパットが使用されることになり、現在まで使用され続けています。
<2016年>
<2019年>
しかし2019年10月ごろからシリアでもマルチカムが写真で見かけられるようになってきます。(実際はもっと早くから使われていたようです)
ラジオが、、、(ゴニョゴgニョ)
レイダーに聞いてみたところ、シリアではデザートマーパットを使用してきたが、アフガニスタン撤退後ウッドランドに変わる新たな迷彩が必要だったそうです。MARSOC以外のSOCOM傘下の3軍は全てマルチカムを採用しており、それに追従する形でマルチカムが採用されたそうです。
また現在最も多くのSOFが配備されているのではないかと話題の南アフリカでもJSOC指揮下で他SOFと共同してレイダースは活動を行っています。
そういった背景も関係しているのではないでしょうか(ここは憶測)
これでついに身も心もSOCOMに売ってしまったMARSOCですが、今後はどのように変わっていくのでしょうか、、、、(支給品のプレキャリまでマルチになったら俺はやめるぞ!)
via GIPHY
ちなみに使用されているウェアはCrye Precision×Drifireのコンバットシャツ/パンツです。 市販されている一般的なG3のものとは違いますのでご注意ください。やっぱりただのマルチカムじゃないあたりが最高ですね。みんなが簡単に手に入れられたら面白くないですもんね。
こちらが通常のG3
まずタグが違います。
迷彩生地部分がリップストップ生地になっています。
そしてこちらがCrye×Drifire
生地がリップストップではなく難燃のDrifireの素材が使用されています
現状でこのCrye Precision×Drifireのマルチカムを使用しているのはレイダースのみだと思います。ですのでなかなか手に入りづらい状況がしばらく続くでしょうが今に始まった事ではないので辛抱強く待ちましよう。
というよりも2019年中期以降の装備をやらない限りは必要ないものですしね。
大まかな流れとしてはこんな感じですが、様々な要因があり違う迷彩を使うことも多々あります。
所属が違う人が入れば、このように色々な迷彩もいろいろ入り混じります。
K9ハンドラーは昔からウッドランドマーパットをよく着用していますよね。
以上がマルチカム採用までの大まかな流れです。
ただ一つ言えるはマルチカムが採用されたからって、ウッドランド等の従来使用されてきた迷彩が急に使われなくなることは絶対にありません。現にまだ最近の訓練の写真でもウッドランドの使用写真はたくさん上がってきてますしね。
こんなブログ書いといてアレですけど、あんまり人の言うことに流されずに装備を楽しむのが一番大事だと思います。
また質問等あればコメントをいただければ、時間はかかるかもしれませんが返すように努力します。
では
https://marmon.militaryblog.jp/e1042348.html
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MARSOC,Marine Raiders,ナイロン, BDU,考察
Mon, 24 Aug 2020 19:06:56 +0900
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MARSOC放出品 第二弾
こんばんは、まーもんです。
今回は結構前のことですが新しいギアをレイダーから買い取ったのでまた見せびらかしていこうと思います。
正直直接隊員からギアを買い取ることは珍しいことではないのですが、プレキャリ等が手に入ることはかなり珍しいんです。
BDU等は消耗が激しいものなので結構多めに支給されるのですが、プレートキャリア となると数年使うともありますので、そうそう放出があるわけではありませんので。
今回もその隊員は新しいプレキャリに買い換えるタイミングでの放出でした。
そんなわけで手に入ったので簡単にレビューしていきます。
はいCryeのAirliteです。確認できる初の使用例ではないでしょうか。いや厳密に言うとめちゃくちゃ注意深くミリフォト漁りをしている人は知っているかもしれません。
一つ紹介したいのですが、ある隊員のインスタグラムの写真にこんな一枚が、、、、、
奥の人が着ているプレートキャリア、そうですこれです。フロントにBFGのダブルとシングル。右脇にはEagle SawポーチのAOR1が付いています。面白いですね。
左の隊員が投稿したものなのですが、これは完全に一致!!!!
『もはや奇跡ッ!!!!』
via GIPHY
ちなみにこちらが送られてきた着用写真です。
ところでみなさんこのAirlite何かおかしくないですか?
参考にこちらが一般的なAirliteです。
とりあえずついているポーチ類を外していきますのでもう一度比べて見てください。
なんか全然違う、、、
まず前面のフラップ部分が大きく違いますね。
本来であれば、前面は一面スケルトンになっており、このような開閉式のフラップは存在しません。
よく見ると、、、、Ferro Conceptの文字が。
元々あった下半分を切り取ってからFerroのフラップを縫い付けてあります。
なんてカスタムでしょう、、、笑
さらに見てみると、カマーバンドが明らかに異色を放っていますね。
このカマーバンド自体のメーカーは特定することはできませんでしたが、First SpearのTubeシステムが装着されています。これが先ほどのフラップの内側のこいつと接続するわけですね。
ちなみにこのカマーバンドの後部の保持の方法が、Armor Ventのの内側に挟み込むだけという超絶雑なスタイルでした。そこはテキトーなんですね。
さらにショルダーパッドは純正のものではなくPIG製のものに変更されていました。
つぎに付属品です。
まず目が行くのが右脇のポーチ、AOR1のSAWポーチです。もはや訳がわかりません。しかも中にはお土産が!放出品好きな人ならわかると思うんですけど、これがあると結構嬉しいです。
フロントはBFGの5.56ダブルとシングルです。これは先ほどのミリフォトと同じ構成ですね。
ちなみにパッチもおまけしてくれました、パッチ好きには嬉しすぎます。はやく実物放出品パッチにまみれたいなぁ。
ただ届いた際にはBFGのこちらのポーチが装着されていました。
聞いたところによると任務によって構成を使い分けていたそうです。(なぜか裏側しか撮ってなかった)
そして左側のカマーバンド後部に私おなじみのダンプポーチが付いていました
2019/08/29BFG ダンプポーチ part2
あと写真を撮り忘れましたが、BFGの止血帯ホルダーも付いていました。こちらはレイダースで何例が使用が確認されているものです。
付属品その他諸々含めるとこんな感じです。
またしてもPhantom Litterが入ってました。
今まで僕が取引をした隊員はほぼ全員Phantom Litterを持っていました。また先日退役レイダーと取引をした某社長の荷物の中にもPhantom litterが入っていたので、個人携行の簡易単価としてIfak同様に全員支給されている可能性もありますね。
2019/05/17奇跡の出会い RG CPC Part2
おそらくこれを所持していた隊員は徹底的に軽量化したギアを使用するこだわりがあったのではないでしょうか。
そのため素体となったプレートキャリア もAirlite(空気のように軽いという意味)ですし、使用しているポーチ類も非常に軽量なことで有名なブルーフォースギアの製品を多用していたのでしょう。
詳しくは教えてくれませんでしたが、これを使用していた隊員は緊急時のQRF等の任務を専門にしていたそうです。
ですので要請があったら迅速に着ることができて、なおかつ軽量のこのカスタムプレートキャリア を使用していたのではないかと思います。
以上3ヶ月ぶりの更新でした。m(_ _)m
https://marmon.militaryblog.jp/e980309.html
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装備更新,MARSOC,Marine Raiders,ナイロン,アーマー,考察
Sat, 18 Apr 2020 10:34:14 +0900
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デザートマーパットとAOR1の違い
こんにちは、まーもんです。
ご無沙汰しております、3ヶ月ぶりくらいの更新です。ここのところずっと忙しくてなかなか暇がありませんでした。
(飽きたとは口が裂けても言えません。)
相変わらずフィールドには行かずに買い物だけをずっと続けていますが、この3ヶ月の間にも結構激アツアイテムが結構手に入っています。
いちいちアップするのはなかなか大変なのでよければ私のインスタグラムをフォローしてください。写真等はそちらにアップしています。
今回は全サバゲーマー、エアソフター、リエナクターの長年の悩みの種である、AOR1とデザートマーパットの見分けかたについて書いていこうと思います。
どなたも人生で一度は「これデザートマーパットかAOR1どっちだ、、、?」という経験があるでしょう。
とはいっても正直「100%これで見分けられる」といった内容ではないので参考程度にとどめておいてください。
まずこの画像を見てAOR1かデザートマーパットどちらかわかりますでしょうか?
そして次にこちらをご覧ください。どちらの迷彩でしょうか?
はい、これでわかったら中級者です。
前者がデザートマーパットで
後者がAOR1です。
正直言ってかなり難しいです。
わかりやすいように両者を並べて見ました
どちらも現行の最新型のCRYEのGEN3コンバットシャツです。双方とも新品なので退色等による差はないものと考えてください。
まずパッと見てわかる差は色味の差です。左側がAOR1で右側がデザートマーパットです。
AOR1が全体的に茶色い部分の色が濃いです。
まず双方とも4色の茶色で構成されています、
まずベースカラーのクリーム色。こちらはどちらもほとんど差がありませんがわずかにAOR1の方が色が濃いことがわかります。
つぎに二番目に明るい茶色、こちらはほとんど差がないです。
つぎに二番目に濃い茶色です、これは結構わかりやすいですね。デザートマーパットの方がかなり赤っぽい茶色です。
最後に一番濃い茶色、こちらもデザートマーパット方が赤みがかなり強いことがわかります。
ここでもう一度比較して見ましょう。
あたらめて見てみると結構違うように見えますよね。
さあここで練習問題です、これはどちらの迷彩でしょうか。
答えはAOR1です。これは結構わかりやすかったですね。
次はこちらです、どちらでしょうか。
、、、、、、、AOR1、、、、、じゃなくてデザートマーパットです。
全然赤っぽくないじゃないか!!!!!!!!!ふざけんな!
申し訳ございません、取り乱しました。これはマジでわからないですね。退色具合や照明の色によってはこのように色味が全然変わってしまいます。
では他に見分け方はないのか? 並べてあれこれ見てみたのですがピクセルのパターン等もほとんど変わりませんでした。
このCryeのGEN3に限って言えば、AOR1はリップストップの生地が使用されています。対してデザートマーパットはCRYE×Drifireのものですので生地がドライファイヤの難燃生地が使用されています。だいぶ近くで生地が見ることができればこれは分かりやすい差異です。
さてそういえば2019年はデザートマーパットの年でしたね。レイダース関係の上がってくるミリフォトの大半がデザートマーパットを着用している写真でした。
放出品の数も尋常じゃないペースで出てきているので、新し目も装備をやっている人は確実に今が買い時です。
正直数年前とは比べ物にならないくらい安くなっていますし今が底値かと思います。ウッドランドより安いですしとりあえず押さえておくのもありかと思います(´;ω;`)。
そんな感じでなんの解決にもなっていないですが終わりにしますm(_ _)m
https://marmon.militaryblog.jp/e1017443.html
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MARSOC,Marine Raiders, BDU
Tue, 21 Jan 2020 19:47:45 +0900
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LV MBAV レンジャーグリーン Marsoc仕様
こんにちは、まーもんです。
今回は先日手に入った激アツなアイテムを紹介していこうと思います。
これです!LV MBAV レンジャーグリーンカラーです。
レイダースで使用されているLV MBAVといえばカーキが一般的、、、というかミリフォトではカーキしか存在しないです。
自分も現物を見るまでRGカラーが使用されていることは全く知りませんでした。
ただ以前からやりとりをしているこちらの隊員がRGのLVを売りたいとのことだったので詳しく聞いて見ると、レイダースでは一部のユニットのみ(おそらく彼の所属するチームだけ)に支給されたそうです。
タグはこんな感じでした、一般的なカーキのLVはNSNを記入する欄があったりするのですが全くそういったものはなかったです。詳しい方に聞いたところカーキでもこのタイプのプリントはあるようです。
んんん、あんたCPCもレンジャーグリーンだったし一体どうなってるの? と聞いたところその話題についてはスルーされました、、、
まあ官給品であることは間違えないので細かいことはいいか! と購入して見ました。セットで使用していたというHaley StrategicのD3チェストリグも一緒に来ました。
てか一回しか使用してないとか言ってたけど、めちゃくちゃ使用感あります、、肩のところとか結構擦り切れてるしヘビーユース確定ですね(そっちの方が嬉しい)
実を言うとLVはずっと避け続けて来たアーマーだったのです。というのもシンプルすぎて盛り付けがあまりできないため、着用者のガタイでかっこよさが大きく変わってしまうからです。
自分は高身長痩せ型なので絶対に似合わないとわかっていたので、長年見て見ぬ振りをしておりました。ただここ最近トレーニングを頑張っていまして、4ヶ月で11キロの増量に成功しました。
まだまだほっそい体ですが、このペースでトレーニングを続けることができれば1年後には結構いい感じに仕上がっているのではないかなーと妄想しています。
そんなこんなでこのLVが似合う体になるように頑張ろうというモチベーションでやっていこうかなと思っている次第です^ - ^
ダミープレートを入れてせっかくなのでダミーソフトアーマーも自作して入れて見ました。我ながら完璧な寸法です。見てくださいこのパツパツ具合。
「パツパツ過ぎない!?」と先日言われたのですがこれが実プレートと実MBAVアーマーを入ってる状態の写真です。
しかし最高にかっこいいですねこのカラーリング。正直おしゃれすぎると思います。あと何よりいいのが人と被らないってところですね。
そういえば、先日ツイッターでデドマンさんがおっしゃっていたのですが2015年までの一定期間、MARSOCでは個人携行のナイロン等の装備は支給ではなく、与えられた予算の範囲内でチーム単位で自由に発注していたそうです。またその際のカラー等はチームで決定してよかったそうです。これはかなり重要な情報で、2013年2014年ごろに急激にCrye製品の使用が増えたことに間違えなく関係していると思います。
またレンジャーグリーンの彼も同じようなことを言っていたので、彼もチームでRGのCPCやLV MBAVを注文したのかもしれません。
もちろんいわゆるSOFと呼ばれるユニットに属する隊員はチームにそう言った予算があることは知られていることですが、支給品ではなくそう言った形で購入していたのは非常に興味深いですね。
そんな感じで今回はおしまいです。
https://marmon.militaryblog.jp/e1007394.html
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装備更新,MARSOC,Marine Raiders,ナイロン,アーマー
Sun, 03 Nov 2019 11:58:16 +0900
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装備を組む際のコツ
こんにちは、まーもんです。
ゼロオペも近いと言うことでどのようにして装備を組んでいったらいいか書いていこうと思います。
まず装備を組む際に考えなければいけない要素をいくつか挙げていきます。
1 想定年代
2 想定地域・味方陣営、敵対勢力
3 想定任務ー任務の形態
ー日数
ー移動手段
ー敵対勢力の数
4 役職
等、ほかにもいろいろありますが、大きく分けるとこんな感じでしょうか。
まずは1の想定年代です。
年代が違えば使用されている装備や服装も大きく変わります。どの年代の装備をするにせよ、一番大切なのは「整合性がとれているか」だと思います。
その年代で使っていない装備をつけていたらおかしいですよね? 時代劇でスマホを使ってたら誰しもが突っ込みます。それと同じです。
2つ目は想定地域です。
国内なのか、中東地域なのか、同盟国内なのか。地域によって使う迷彩が異なる場合もありますし、同盟軍に合わせる場合も多いです。また地域独特の気候もあるでしょう。それに合わせた装具を使うとよりリアリティが増し説得力が増すと思います。
・アフガニスタン
・イラク
・シリア
また地域によっては寒暖差が激しかったりする場合もあるので、気候も装備に大きく影響を与えます。
意外と知られていないですが、アフガニスタンって暑そうなイメージありますよね? 冬は-7度になることもある
ハードな地域です。
PCUジャケットやポーラテックのフリースを着ている写真もたくさんありますよね。
アフガンではAfghanistan Natitonal Army(ANA)と行動を共にすることが多いため、ウッドランド迷彩が基本です。MARSOC装備で有名なANA COMMANDOパッチのように、現地でしか使用しないようなパッチ等もあります。
個人的によく残念だなーと思うのが、明らかにアフガニスタン派兵の装備ではないのにANA Commandoパッチを貼っているパターンです。というかこのパッチがMarsocのパッチだと思っている人も明らかにいます。
明らかに国内の訓練の装備なのにANA Commandoパッチを貼っているのも変ですよね。自分も始めた当初はとりあえず貼っとけ!って感じでつけていましたが今思うと先輩方から同じ風に思われていたのだろうなーと恥ずかしい思いをしています。
あとはイラク等で使用されている同盟軍のペシュルメガ のパッチとかもよく見ます。
3、想定任務です。
まずパトロールなのか、治安部隊支援なのか、威力偵察なのか、直接行動をかける奇襲(DA)をかけるのか等、任務の属性によって使用する武器や防弾装備などが変わってきます。
ちなみに海兵隊においての任務の種類としては以下のようなものがあります。
・Direct Action (DA) 直接介入
・Special Reconnaissance (SR) 特殊偵察
・Foreign Internal Defense (FID) 海外での同盟国防衛
・Unconventional Warfare (UW)
・Counterterrorism (CT) 対テロ
・Information Operations (IO) 諜報任務
・Security Force Assistance (SFA)
またそれが山岳地帯なのか、平野なのか、海上なのか、建物内なのか。これによっても装備は大きく変わります。
さらに任務の日数はどれくらいなのか、これも携行品の量に大きく影響しますよね、車両移動であればそこまで大きなバックパックは必要ありません。また数日間の任務でも一旦最寄りの基地に戻る場合もあります。補給を受けることができるかどうかにもよります。
登山とかする人ならわかると思いますが、たった1泊のテント泊登山ですら相当な荷物量が必要です。それに加えて銃や弾薬、必要装備や機器を持ち運ばなければならないため相当な荷物量になります(多分3〜40キロは軽く行くのではないでしょうか)。
車移動、比較的軽装
バイク
海上訓練 重いアーマーはつけずにチェストリグ、浮き輪を使用。
特殊偵察の訓練
防弾装備をほとんど使用しておらず、チェストリグにブーニーハットの隊員が多い
要人警護?の訓練。用心敬語の際は迷彩服等を着ないで私服の場合があります。
筋トレ
4、役職です、自分がチーム内でどういった役職なのかによって携行品も大きく変わってきます。
たとえばMARSOC傘下のチームでは以下のような役職構成になっています。
1チーム3エレメント構成です。
・HQ Element
Team Leader (Captain)
Team Chief (Master Sergeant)
Operations Sergeant (Gunnery Sergeant)
Assistant Operations Sergeant (Staff Sergeant)
・Tactical Element
Element Leader (Staff Sergeant)
Assistant Element Leader / Element Member
Element Member (Sergeant)
Element Member
Navy Special Amphibious Reconnaissance Corpsman (SARC)
・Tactical Element
Element Leader (Staff Sergeant)
Assistant Element Leader / Element Member
Element Member (Sergeant)
Element Member
Navy Special Amphibious Reconnaissance Corpsman (SARC)
これはあくまで役職で、実際はさらにスナイパーライフルを持つ人もいますし、ガナーもいます。それぞれが役割を果たすように編成されています。
以上、大まかに言うとこんな感じですね、ここら辺の要素を先に決めてしまえば自然と持って行くものは決まってきます。海に遊びに行くときは水着とか浮き輪とか何持っていけばいいか自然と考えますよね、そんな感じです。
正直リエナクトメントでもない限りそこまで考えなくてもいいとは思いますが、より装備に説得力を出すためにそういった考え方をするのもアリかなーと思います。
さてそろそろ週末に迫ったゼロオペの装備を組まなければ、、、、、以上おつきあいいただきありがとうございました。
https://marmon.militaryblog.jp/e1004178.html
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考察,Milsim
Tue, 15 Oct 2019 19:00:00 +0900
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最近の自分の装備
こんばんは、まーもんです。
先日レンジャーグリーンのCPCを手に入れた記事を書きましたが、やはりこれは逃れられない道だろうと覚悟を決めました。
はい、彼の装備をやってみることにしました。
以前から興味はあったのですが、よくあるラジオだけデュアルにしてラジオマン!ってのは絶対にやりたくなく踏み出せずにいました(値段的にも怖いので)
そのために少しずつ少しずつ調べながら、方向性を考えていたのですが、先日例の隊員のCPCが手に入ったことで心が決まりました。
2019/05/17奇跡の出会い RG CPC Part2
彼の装備を参考にするならば間違えなくJTACという話を以前にしましたが、調べれば調べるほど航空管制や無線の知識の難しさに心が折れそうになっています、、、
2019/03/19レンジャーグリーンのCPCの隊員さん
まず彼の装備を見ていきます、こちらの写真は2013〜14年ごろのイラクでの装備です。
プレートキャリア はもちろんCPCです。
右脇にPRC152、左に148です。どちらもアンテナはリロケーションしてありTCIのMASTでフロントにつけてあります。
Pttは2つともU94ですね。
胸についているスマフォケースはJuggernaut CaseのSamusung Galaxy Note2のケースです、おそらくPrc152側に繋がっています。
ウェアは上下Drifireです。
そしてこちらの画像が2016年のアフガンでの写真です
セットアップはほとんど変わらないのですが、胸のJuggernaut CaseがGalaxy S7のものに変更されています。
また鉄砲にはRykerのFist Gripがついています。
あ!トレードマークのフロントのMASTがない! アイデンティティが、、、、(勝手に決めるな)
ウエアはDrifireからCryeのGen3のものに変わっていますね。この写真の1年半後くらいからレイダースの他の隊員がJugernaut Caseをつけた訓練写真が出回り始めます。
2019/02/19Marsoc Juggernaut Caseについての考察 ②
あとはこれは正確な時期がわかっていない写真なのですが、同隊員がM82を持っている写真があります。
こちらの写真にもフロントに特徴的なJuggernaut caseのマウントがついていますね。別人じゃないか?と最初は疑いましたが、本人からスナイパーライフルを持つこともあると聞いたので間違いないです。
これは彼が使っていたギリーフードです。
Comtac4も従来の形のヘッドセットに比べて、射撃の際に干渉しないため使用したようです。どちらも本人から譲ってもらいました。
ミリフォトではレイダースの隊員でComatac4を使用しているのは一度も見たことがないのですが、初の使用例ですね。
ちなみに先日参加したEFPSでは2015年ごろの彼の装備を参考にフィールドに合わせたセットアップにしてみました。
詳しく説明するのは面倒なので画像で判断してください。直接お会いした際にはめちゃくちゃ詳しく説明しますので、、、
CPCの背面はせっかくなので届いたままのセットアップで使いました。
Juggernaut Caseの中身もしっかり入れたので気分的に盛り上がりました。
今回はロケーションが屋内だったのでこのようなセットアップにしてみましたが、今度は茶色い土の屋外でミリフォトの再現をぜひしてみたいと思っています。
また今週末に彼からのサプライドロップがはるばるやってくるのでご期待ください、結構衝撃的なブツがあります。
https://marmon.militaryblog.jp/e989291.html
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装備更新,MARSOC,Marine Raiders,アーマー,考察
Mon, 07 Oct 2019 19:02:00 +0900
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装備撮影会@CCT !!
こんばんは、まーもんです先週の土曜日に山梨のワンダーフォーゲルフィールド CCTで行われた装備撮影会Eqipment Freaks Photo Session(EFPS)に参加してきました。
家から2時間くらいの距離なのですが、3連休初日の土曜日ということもあって混むことが予想されたため、まさかの前乗りしてホテル泊をすることに。
仕事が終わってからだったのでホテルのついたのは夜中の1時ごろ、そっから軽く飲んで3時ごろに就寝!
朝6時半に起きて朝食バイキングを食べてしっかりモチベーションを上げた状態での参加となりました。
実は私装備を着るのが2月ぶりでして、例のCPCの装備も完成したのでモチベーションは過去最高万全の状態で挑みたかったという理由もあります。
8時半ごろにフィールドイン、挨拶等をしていたらあっという間に開会式&撮影の時間になってしまいました。いつもの悪い癖で色々な人と話しているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。サバゲーをしに行っても大半がおしゃべりで終わってしまうことも多々あります、、、、
今回の撮影会では自分の中では課題が一つありました。かねてよりMARSOC装備勢が撮影会等で集まると、撮影がうまくいかないということがかなりの割合でありました。理由としては撮影を率先して指示する人間がいない、恥ずかしがり屋が多い(あんな輩みたいな連中が?と言われますが)等があり、いつも撮りたい人と肩を並べて記念写真を撮るみたいなパターンがほとんどだったのです。
※参考写真イメージ
せっかくの良いロケーションであったのでまた、棒立ち写真ばかりになってはもったいないですよね。本職の訓練みたいな写真が取れたらいいですよね。
ですので今回やったことは
・しっかり撮影班を分ける(1チームでは多いので1エレメント5人ほど)
・想定シチュエーションを決める
・リハを軽くやって動きの確認
です。
今回は大体の年代別で2013年で区切りました。
自分は最近チームです。てか見返していて思いましたが、皆さん装備のレベルの高いこと。当たり前のようにバチバチにかっこいい装備組んで来ますよね、、、恐ろしいです。
ここまで決めてしまえば各メンバーは各々リアルな動きを追求することだけに集中できますし、効率的に撮影を行うことができます。
何よりカメラマンの負担が減ります自分はカメラマンもたまにやるのでよく気持ちがわかるのですが、「動いてくれない被写体ほど撮りにくいものはないです」 せっかく写真を撮ってくれているのに、動きの指示等までしなくてはいけないのは非常に面倒です。
カメラマンにとって一番ベストな状態は、「被写体が勝手にそれっぽい動きをしてくれている状態」だと自分は思います。
外から潜入する感じのデモをやってみたり
負傷者をヘリで搬出する想定でやってみたり
「〜なシチュエーションで〜な写真を撮って欲しいのでお願いします!」くらいの方がカメラマンにとっても助かりますし、間違えなく良い写真が撮れると思います。
そんな感じで各軍装勢ごとに撮影時間の制限があったため、ハイペースで建物内で撮影をガン回ししました。結果的には自分の中では過去最高の撮れ高の写真が盛りだくさんで大成功でした。
建物の中は照明がないので暗いところは本当に暗いです。普段はあまりつか言わないライトが大活躍、、、
なのにPEQにもガンライトにも電池が入っていなかったあなたたち!!(ほぼ東海勢)反省してください。高い金払って買ったそのライトは飾りですか?
関東勢は優秀なのでほとんどの人がちゃんと電池を入れていました。
またスモークを焚いてもらってこんな感じの光線も。
激ヤバですよね、ちなみにレーザーはカメラのセンサーに向けるとセンサーが焼けてしますので、撮影の際は最新の注意をしてください。
あとはCCTは3階建ての建物で屋上まで出られるので普段は撮れない立体的な写真が撮れるのも魅力的です。
階段での撮影なんかもあまりしないですよね。
突入の撮影の際は何回も練習してからとってもらいました。
普段伸ばしてもらえないアンテナものびのびとしてて気持ちよさそうにしていたので良かったです。
あと割と絶景です、雲に隠れていますがでっかい富士山がバックにあります。
お昼休みは屋上で団欒としながらご飯を食べたりして気持ちよかったです。(目を話した隙にGalaxyの画面が、、、)
そんなこんなで終了時間いっぱいまで遊んで大満足な1日でした。
企画したくださった方々には本当に感謝しかありません。ありがとうございますm(_ _)m
https://marmon.militaryblog.jp/e1002409.html
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MARSOC,Marine Raiders,サバゲー,Milsim
Sun, 29 Sep 2019 15:55:48 +0900
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最近の鉄砲のセットアップ その3
こんにちは、まーもんです。
最近自分の鉄砲のことを全くアップしていなかったので簡単に紹介してみようと思います。
自分はナイロンが大好きなのですが、銃の方はあまり得意ではなく、、、、
<あと記事を書いてから指摘を受けて気づいたのですが、LA-5だと思っていたものの半数がPEQ15でした。未だにPEQ15を使用しているはずがないと勝手にバイアスをかけて写真を見ていたようです、お恥ずかしい限りです、、、、>
そんなわけで最近のミリフォトから見ていきましょう。
相変わらずmk18、Sopmod Block2ですね。陸軍の方とかは積極的に新型小銃をテストしたり運用したりしているようですがレイダースにおいては未だURG-1等の新型小銃は確認されていません。
ここ1年半くらいの写真からどのような傾向にあるのか見ていきます。
こちらはCQB訓練の写真ですね。
Elcan SpecterにDoctorサイトがマウントされています。グリップはマグプルのRVGですね。
レーザーデバイスはPEQ15、ライトはM600cです。
こちらはおもしろいですね、Leupold Mk8にAimpoint T1をオフセットでマウントしています。
レーザーはPEQ15とライトはWmx200です。
こちらの相方もなかなか面白いです。
Elcanの前方にオフセットでアイアンサイトを装着しています。しかもリアサイトがないです。どうやって照準を合わせるのでしょうか。
こちらもレーザーはPEQ15でライトはM600cです。
こちらの隊員は特に代わり映えのないセットアップですが、ホロサイトに脱落防止のワイヤがついています。キャップの脱落防止ではなく、レイルに直接繋がっているのでホロサイト本体の脱落防止ワイヤでしょうか。
さて今年の春くらいの写真ですが、この方のElcanは黒のように見えますね、、、シミュニッション弾用の青いボルトキャリアを使用しています。
こちらはレーザーはLA5、ライトはM600c
こちらの隊員はマグプルファンなのでしょうか、ストックはCTRストック、マガジンはEMAG、フォアグリップはAFG2を使用しています。
また今度はレーザーはPEQ16,ライトはWMX200ですね。どちらも黒いタイラップで脱落防止が施されています。こういうところは参考になりますよね。
こちらの隊員はホロサイトにG33のブースターを使用しています。最近ではブースターを使用している人を見かけることは少なくなりましたよね。
注目して欲しい点は、ホロサイトの脱落防止ワイヤです。先ほども紹介しましたが、こちらもホロサイト本体の脱落防止ワイヤですね。今まで見たことがなかったのですが、実はよく見るとつけている人がいるかもしれません。
というかみなさん知ってました?ブログを書いていると「知らないのが自分だけだったのではないか」という危機感を覚えることがあります。
この隊員の銃は特に変わったところはないように見えますが、ロアレシーバーに貼ってある 1 というシールが気になります。これはおそらく弾速チェックシールですね。
あとこちらはLA5とm600cですね
あとは自分のお気に入りのセットアップのこの方、リアサイトはMidwest Industriesのフリップアップサイトです。
フォアグリップとして使用しているこれは、海兵隊でよく使われているグリポッドを無理やり切断したものだと思われます。てか以前にこの鉄砲見たことあるような気がするのですが、全く思い出せません、、、。
このリアサイトがほしくて買ったのですが、最初間違えて類似品のGG&Gのサイトを買ってしまい書い直す羽目になりました。
・GG&G↓
・Midwest Industries↓
そっくりですよね。
あとはオーストラリアでの訓練写真ですね。
特に際立って変わったところはありません。ほとんどの隊員がホロサイトにPEQ15、M600をつけています。
さて4、5年前と大きく変わった様子はない印象を受けましたが、みなさんはいかがでしょうか?
ただ面白いなーと思ったのは、以前記事を書いた3年前はPEQ16とWMX200がメインだったのに対してここ最近はPEQ15 LA5とM600cの組み合わせが多いという点です。
2016/12/20最近の銃のセットアップ@MARSOC
2017/01/11MARSOC 最近のMK18のセットアップその2
年式的にはPEQ16とWMX200がが新しいと記憶していますが、やはり部隊によって支給されているセットが違うため?なのか理由は定かではないですが、何らかの理由がありそうです。
大抵の場合大した理由ではないのですが、オタクとしては大したことない事象でも気になってしまうのが哀しい性です、、、
しっかしLA5よりも古いPEQ15がどうしてこんなにも使われているのか、、、謎すぎます。
どっかの倉庫に死蔵していたものが大量に出て来たとかそんな理由な気がしますが、
さてここまで来てようやく自分の鉄砲のセットアップを決めます。個人的に装備を組んだりする上で、この考証なしにいきなり真似っこは邪道なので、、、笑(他人に強要するわけでありません)
フロントにはRykerのFist Gripを使用しています。使い勝手はよくわかりませんが、このグリップを使うとライトやレーザーのスイッチをどこにつけても押せないのが難点です、、、、
ボルトフォワードアシストノブをm16タイプに変更しています。
以上で簡単な考察とセットアップの紹介を終わります。
https://marmon.militaryblog.jp/e999147.html
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銃,装備更新,考察
Thu, 05 Sep 2019 20:33:12 +0900
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BFG ダンプポーチ part2
こんばんは、まーもんです。
以前こちらの記事で紹介したBlue Force Gearのダンプポーチですが、旧ロットのゴミ袋カラーのものがついに手に入りました。
2019/01/07Marsoc使用のBlue Force Gear ダンプポーチ
外側は現行品と全く同じでした。
そしてこの灰色!
やっぱりこの色がいいですよねー、以上ゴミ袋ダンプポーチでした。
いくつか手に入ったのでヤフオクに出品しております。よろしくお願いします。
実物 旧型 Blue force gear ダンプポーチ コヨーテ
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e375990707
https://marmon.militaryblog.jp/e998076.html
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装備更新,MARSOC,Marine Raiders
Thu, 29 Aug 2019 20:02:00 +0900
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CTC 装備撮影会 Equipment Freaks Photo Session
こんばんは、まーもんです。
(photo by メイソンさん)
今回は9月21日 土曜日に開催されるEquipment Freaks Photo Session ついての告知です。
なんだか難しい名前ですが、要するに装備好きが集まる貸切撮影会です。
場所はあの有名な山梨県のCTCです。
http://www.wandervogel.co.jp
CTCといえばテレビ撮影等にも数多く登場する有名な廃墟で、サバイバルゲームもすることができます。
コンクリート打ちっ放しの廃墟は、独特の雰囲気で部屋もたくさんあり入り組んでいるので、訓練やサバイバルゲーム、写真撮影等にも最高のロケーションですね。
敷地もめちゃくちゃ広くて上から見るとこんな感じです。
周りも雑木林もロープの範囲まではフィールドの敷地内です。
4年ほど前わたくしがまだ装備のその字も知らない頃に行ったことがありましたが、装備を着て歩いているだけで楽しかったです。
自分ではあまりかっこいい写真がなかったのでメイソンさんにお願いして写真をお借りしました、ありがとうございます。
エントリーできる場所がかなり多いのでこんな感じの写真とか
スモークを焚いてレーザーとか
階上へ上がる階段で撮ったりとか、普通のフィールドではできませんよね
個人的に一番感動したのはこの写真。なんでしょうね、かっこよさの暴力とでも言いましょうか?
とりあえず良いロケーションとかっこいい装備が合わさるとこんな感じの写真も撮れちゃいます!ってことです。
MARSOCのミリフォトでいうと、ここら辺が非常に雰囲気が近いです、てかほぼそのまんまです。
あとこことかもそっくりですね
一応今回の撮影会の趣旨としてはDirect Actionですので、装備としてはこんな感じの装備がいいのではないかと思います。
背中にはブリーチングツールをつけていますね。また各部屋をクリアリングした後は目印としてサイリュームを置いておきます。ふだん装備につけっぱなしで使用期限を過ぎてしまったサイリュームを使用するチャンスですよ!
また建物の周りは雑木林が広がっているので、こんな感じで外から偵察、侵入するみたいなシチュエーションを作っても面白そうですね。
最終目標としてはVIPを確保するなんて設定でも面白いかもしれません。
みなさん装備に詳しい方が100%だとは思いますが、あると面白い小道具を勝手に考えてみました。
・フラッシュライト 建物の中は照明がありませんので、これはマストです
・レーザー
・フラッシュバン 室内ですのであれば使うと思います
・サイリューム 上記の理由
・NVG
・ブリーチングツール ハンマー、バール、ボルトカッター等々
・担架 どの撮影会でも大活躍ですね
・ハシゴ なかなか持っている方は少ないかと思いますが。3階建ての建物ですので使用できるチャンスかもしれません
・シミュニッション弾マガジン 訓練だとよくシミュニッション弾で模擬戦のようなことを行うので、マガジンをシミュニッション弾専用マガジンにするだけでかなり雰囲気が出ると思います。
MARSOCの写真ばかりで申し訳ないですが、MARSOCの撮影会ではないですのでご安心ください。
一応参加条件としては、
2000年以降の実在する部隊の装備をやっている方 で 装備好きでかっこいいシチュエーションに興味のある方!です
詳しい内容についてはこちらのリンクをご覧ください。
→ https://twipla.jp/events/402659 ←
また当日どういう進行になるかはまだ決定していないので、アップデートがあり次第ツイプラ等で告知があると思います。
何か質問等あれば主催までどうぞ
https://mobile.twitter.com/mil9174 さん https://mobile.twitter.com/hiromami1111 さん
https://marmon.militaryblog.jp/e997795.html
https://marmon.militaryblog.jp/e997795.html
Milsim
Tue, 27 Aug 2019 22:17:59 +0900
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シリアの例の人part2
こんにちは、まーもんです。
以前にも紹介したシリアのこちらのレイダーについて何点か新しいことがわかったので書いていこうと思います。
まずこちらの記事を読んでください
2018/09/29最新!?シリアでのMarsoc Guy
2018/05/18Marsocのキャップ兄貴
まず今回新たにアップされた写真がこちらです。
同じシリアでの写真ですが、右の隊員のパンツに注目してください。
まさかのパタゴニアL9パンツ! 以前の写真では下記の画像のようにCryeのマルチカムのACのパンツを履いていましたがこれは、、、
下の写真をよく画像を見てみると左側にいる隊員はどうやら海軍SEALのようです、本人が投稿でSEALと共にに行動していたと記述していたので間違いないと思います。
ヘルメットはAOR1のバリスティックにウエアもAOR1っぽいですね、プレートキャリアは何を着ているか不明ですが、MAPを直付けしているのが特徴的です。
話をパタゴニアのパンツに戻します。
現在確認されている限りはパタゴニアのL9にはデザートマーパットはありません。一方、AOR1は存在しますので高確率で彼が履いているパンツはAor1のものでしょう。しかし彼がSEALに随伴して行動しているのなら、PatagoniaのAOR1のパンツを履いている理由に説明がつきます。一緒に行動する部隊が迷彩を統一するのはよくあることなので。
ちなみに今年の最新の訓練画像でもパタゴニアのパンツを履いている隊員が一人確認されていますが、こちらはデザートマーパットかAor1かは不明です。↓↓
そういえば以前のこちらの写真の左側の方も似たようなヘルメットを使用していました
同時期に取られた写真ですのでこの左側の隊員はSEALで間違いないと思います。
この画像が上がったときはまだSEALと判明していなかったので、デザートマーパットのマリタイム ヘルメットの可能性も考えていましたが、ようやく謎が解けました(スッキリ)
あ、あとこのレイダーの方はJTACの資格を持っているということも判明しました、SEALSと行動を共にしていた理由はもしかしたらそう行った理由もあるかもしれません。
まとめると、シリアでのこのレイダー兄貴はSEALSになんらかの理由でアタッチしてて、そのためマルチカムやAor1などの迷彩を着ていた。みたいな感じです。
また余裕ができたら再現とかできたらいいなーと思ってます(すでにギアはほぼ特定済み)
https://marmon.militaryblog.jp/e997465.html
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MARSOC,Marine Raiders,ミリフォト,考察
Sun, 25 Aug 2019 12:22:49 +0900
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Crye Airflex について
こんにちは、まーもんです。
先日Airflexについて気になったことがあったので、調べていたら新しいことがわかったので共有していきたいと思います。
とはいっても知っている人は沢山いそうですし、知らなかったのは自分だけ?かもしれないのでご堪忍ください。
まず
まずこの2つを比べてみると違いがあるのに気がつきますでしょうか?
こちらにはURLのようなものが付いているのに対し、もう一方には付いていません。
URLを見てみるとWWW.LWPATENTS.COMと書いてあります。このURLに飛んてみるとCryeの保有するパテント(特許)のページに飛びました。
http://www.lwpatents.com
ほとんどの製品の特許がとってありますね。TMCとかのコピー品メーカーが特許料を払っているとは思えないので訴えられたら完全にアウトですね。
Twitterで聞いて見たところ、2014年にCryeが買収?されて保有する会社が変わったとり、それを機にこのようなパテントのURLがつくようになったと、元海兵隊の方が言っていました。
そうなると、このURLの有無で2014年より前、2014年以降と分けることができます。
大したことない情報かもしれませんが、年代考証が全てと言っても過言ではないリエナクターの皆様には役に立つ情報ではないでしょうか。
2013年以前の装備でURL付きのAirflexをつけている人がいたら容赦無く指摘しましょう。正しい指摘が装備の力を高めます。
via GIPHY
あ、あと硬さが少し違う気がしました。新品ではないのでなんとも言えないのですが、新ロットの方が少し柔らかいです。
https://marmon.militaryblog.jp/e993527.html
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考察
Sun, 28 Jul 2019 16:13:26 +0900
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マルチカムMARSOC
こんにちは、まーもんです。
マルチカムですねー。ええ、マルチカムですねー。
そうです、ついに海兵隊もマルチカムに飲み込まれる時が来たのです。さあマルチカムを買ってレイダー風装備を始めるのです。
これらの写真は今年に入ってオーストラリアにて撮影されたものレイダースです。
まず何故マルチカムを着ているのか?というところですが、これはオーストラリア軍で使用されている迷彩がAMCU(Australian Multicam Camflage Uniform)でマルチカムの一種だからだからです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Australian_Multicam_Camouflage_Uniform
現地で合同訓練するにあたり、想定任務等の関係で迷彩を揃えたのでしょう。
ただ、他国での合同訓練はこれまでもたくさんやっていますが、わざわざその訓練のために全員分のユニフォームを新調するなどということは、いくらSocom傘下の部隊といえどもやらないかと思いますので、、、、
さらに以前からチラホラとCryeのマルチカムの使用写真は上がっていたので、今回の写真が決定打となりマルチカムの正式採用は間違いないかと思われます。
マルチカム正式採用を裏付ける資料として、同時期の2019年6月に撮影された国内訓練写真があります。こちらはまだ見ていない方が多いのではないでしょうか。
こちらは以前から少しづつ出ていたマルチカムG3の写真です。
TRCでの写真(2018)
シリアでの写真(2017〜2018)
この方に関しては以前とりあげました。
2018/09/29最新!?シリアでのMarsoc Guy
ここからが今回の写真です。簡単に装備を見ていきましょう。
まずはこの一番インパクトのある隊員の写真から。
信じられないくらいかっこいいですね。
プレートキャリア はAVS、Eagleの148のラジオポーチに無理やり152を入れていますね。コミュニケーションツールはやはりV60にハイスレをつけてます。
胸のEUDケースはJuggernaut Case、Galaxy S7です。S8のSleeveを使用していると以前書きましたが、やはり使用例としてはS7のほうが圧倒的に多いです。
2019/02/19Marsoc Juggernaut Caseについての考察 ②
フロントのマグポーチはEAGLEのダブルM4とHSGIのダブルデッカーでしょうか。
さらに頭はPVS 31にFM53ガスマスクをつけています。ガスマスクつけた状態でNVG見れるんですね、知らなかったです。てかガスマスクもM50じゃなくてFM53なのは初めて見た気がします。
よく見てみると隊員の一部は高額サイトを通常よりフロント寄りに装着しています。これはおそらくガスマスクとNVGを併用するので、通常より前に出しているのではないでしょうか。
この隊員もですね。てかこの写真二人ともCOMP M2ですね、ガスマスク使用時にホロサイトだと覗きづらいので、ハイマウントのCOMP M2をチョイスしたのではないかと思っています。
個人的に気になったのはこれです。
この方はPTTはV60を使用しているのですが、ヘッドセットがComtac3ですComtac5でした。今まで確認されていたのはV60にHi threatの組み合わせでしたが、今回初めてV60仕様のComtac3Comtac5が使われているのを見ました。
あとこっちも
Comtac3Comtac5とセットのV60はタンカラーなのでしょうか、まだ使用画像が少ないので断定はできないですが、、、
<2019年8月2日追記 このComtac5の正体がわかりましたので別途記事作成しました>
あとはこの方の頭
ウッドランドのヘルメットカバーです、珍しいですね。Vliteも2つついてるし、、、これは他人と絶対被らないですね。
そういえば以前にもAir Frameをかぶった隊員がウッドランドのヘルメットカバーをつけていたことがありました。
どこ製なんでしょうね?
あとはこちらの写真ではほぼ全員チェストリグをつけていますね。HaleyのD3やらRRVやら色々使っていますが、全部特定する暇はないので各自お願いします。
他にも色々気づいたところだらけの今回の訓練でしたが、これくらいにしておこうと思います。
今回みたいな記事が皆さんが求めてるものですよね?細かいマニアックな内容よりもこう言った内容の方が喜ばれるっていうのは分かっているのですが、趣味でやっているのでご期待に添えず申し訳ございません。
引き続きリクエスト受け付けていますのでコメントください(( _ _ ))
https://marmon.militaryblog.jp/e990605.html
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MARSOC,Marine Raiders,考察
Wed, 10 Jul 2019 19:18:00 +0900
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Marsoc Ifak
こんばんは、まーもんです。
最近自分のブログを参考にしてくださってるとレイダー装備の方から言っていただけることが多くなり、なんとなく記録のためにやっているこのブログも少しは報われたような気がして光栄です。
今回、新たにPendletonの1st MSOB放出のifakキットを手に入れてわかって来たことがあったのでまとめて見ます。
まず今回手に入れたキットがこちらです。
実際に使用されていたものとあって、どこのポケットに何が入っているかサインペンで書いてあります。
さらに裏側にはActive shooter GSW kitと書いてあります。
GSWがGun Shot Wound(銃撃による傷)という意味なので、銃撃によって負傷した人を手当てする用の応急キットということだと思います。
奇跡的に中身入りで手に入れることができました。こちらはJBC Corpが販売しているIfak キットです。以前からebay等に出品されているのは知っていたのですが、例によって使用画像がなかったので購入していませんでした。
しかし出品名によくあるMARSOC NSW SEAL DEVGRUとありがちな検索ワードが入っていて、念のためセラーに連絡を取って見たところ、1St MSOBのレイダー放出の品ということがわかりました。
このJBCのキットタグを見てみるとポーチ自体はLBT製だということが分かります。
JBC/LBT、、、はい、以前にも紹介したMarsoc Ifakと一緒ですね。
2018/03/18MARSOCのLBT製IFAKファニーパック
JBCは海兵隊に納品をしているメーカーですが、そのポーチやバッグはLBTが製作しているようなのです。ホームページを見てみると
有名なLbt Blow Out Ifakを使用したキットもラインナップにあります。
Blow out Ifakも近年レイダー装備において鉄板のIFAKポーチですね。
ここで面白いのが、LBTが直販でで販売しているBlow outの中身がJBCではないという点です。
さらにこちらの画像を見てみると海軍SOFに納品されているBlow Outは中身がTQSのキットだということです。海軍はもともとTQSの医療器具を使用しているので納得です。
ここからわかるのは、所属によって支給される医療キットのメーカーが違うということです。もちろんレイダースにおいてもNARやらCROやら他にもたくさん個人携行のメディカルキットを納品しているメーカーはありますが、軍属によって異なってくるようです。
ちなみにレイダースに支給されているJBCのIFAKは自分の所持している物にはタグにLBTとJBC両方の名前が入っています。
このことからレイダースにおいて使用されているBlow out ifakはLBT×JBCのタグが入っている可能性があります。(入っていない可能性もあります)
もしJBCのタグ入りのBlow Outポーチを持っている方がいたら、見せていただけると嬉しいです。
とりあえずこんな感じなんですけど、マニアックすぎてほとんどの人は興味ないですかね、、、?
本来ならMARSOC使用のIFAKポーチみたいな感じでまとめた方が喜ばれるんでしょうけど、結構手間がかかるので気が向いたらやります。
あとリクエストがありましたらコメント欄に「〜についてまとめて欲しい!」みたいな感じで言ってください。やるかどうかはこちらで決めますが、、、、
https://marmon.militaryblog.jp/e990493.html
https://marmon.militaryblog.jp/e990493.html
装備更新,MARSOC,Marine Raiders,ナイロン,考察
Sun, 07 Jul 2019 20:45:34 +0900
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3本目 Benchmade ニムラバス
こんにちは、まーもんです。
最近また激アツなアイテムを手に入れたので紹介したいと思います。
テテーン、BenchmadeのNimravusです。
またまた買っちゃいました。そんなに同じものを買ってどうするんだという方もいらっしゃるとは思いますが、今回のもまた少し異なっているのです。
2018/06/19おしゃれナイフ Benchmade Nimravus(ベンチメイド ニムラバス)
2019/01/26Benchnade Nimravus ベンチメイド ニムラバス Part2
前回、官給の旧モデルを手にしました。今回も旧型なのですが、仕様が少し異なっています。
まず旧型の2本を比べてみます。左側が前回手に入れたもの、右側が今回手に入れたものです。
まずグリップが違います。左側はすべり止めがが付いていないタイプで、調べたところニムラバスの最初期モデルだそうです。
一方右側はグリップが新型のものと同様になっています。
刃の形の違いは仕様の違いですのでここでは触れないでおきます。
つぎにシースを見ていきます。
ナイロン生地はほとんど変わりませんが、今回手に入れたものの方が少し色が濃かったです。またベルトループの記事は明らかに色が異なっていますね。
また旧型特有のEagle industriesのタグも裏の紙タグが異なっていました。旧型がいわゆる青タグでMLCS等のナイロンに付いているものです。このことからもかなり古い年代のものということがわかります。
こちらは普通の茶色の紙タグですので2000年代後半から2010年代前半のものでしょうか。
ちなみに箱にも違いがありました、最初期モデルはさすがに箱はないのですが、今回手に入れた物は箱付きの新品という奇跡的なコンディションで手に入れることができました。
現行型と比べてみると、パッケージはほぼ一緒だったのですが、製品名がわずかに異なっていました。
旧型はSAND、現行型はTANTOとなっています。TANTOは刃の形だというのはわかるのですが、SANDは色ですよね?
ここの表記の違いは特に意味はないと思いますが、年代を見分ける際の判断材料にはなるかもしれません。
今現在手持ちのニムラバスの仕様から判断すると、旧型でも年代によって仕様が異なるようです。
今現在持っているものは写真の上から順に、
初期型最初期モデル
初期型後期モデル
現行モデル
というように分けられそうです。官給品の黒ニムラバスも存在するのですが、そこまでして集める気力は流石にないです。
ただ官給の黒ニムラバスはブレードの部分にNSNが刻印されています。
こっちは割とよく出回っており手に入りやすいのです。
なぜTanカラーの方の官給品にはNSNが付いていないのかは不明ですが、一度も見たことがありません。
こんな感じで官給ニムラバスの大まかな年代分けができました。
とりあえずまとめとしては、「とりあえず買っちゃえ」 ということです。
僕は基本的に気になったものは買って、手に取って検証するようにしてます。実際に見て比べて分かることが非常に多いのです。
それで必要無かったら売ればそこまで損することもないですので…。
以上ありがとうございました。
https://marmon.militaryblog.jp/e989302.html
https://marmon.militaryblog.jp/e989302.html
装備更新,MARSOC,Marine Raiders,考察
Fri, 28 Jun 2019 20:17:09 +0900
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PRC152 と148の違い(現行バージョン)
こんばんは、まーもんです。
(※この記事はPC表示/デスクトップ版表示推奨です)
今回は誰もが一度は疑問に持ったことがあるであろう、PRC152と148の違いについて調べて見ました。
ミリフォトを見ていると152と148、両方を使っている写真をたくさん見かけます。2つの違いについて日本語で調べて見ても手に入る情報は大抵、「148は部隊内、部隊間での通信、152はHQ等との通信に使う」といった類の内容です。
しかしどの情報にも根拠となる情報源等が皆無だったので今回調べてみました。
ですので今回の考察の目的は、「現行のPRC148と152の違いとそれぞれの運用方法の検証」とします。
※この記事の内容は、私がネットで手に入る内容から考察して書いたものですので、あくまで私個人のの意見とさせていただきます。また自分自身無線の知識は全く持ち合わせていない素人ですので、この記事の目的はざっくりとした概要:イメージを掴む事とします。
「そういう見解もあるんだなー」程度に受け取っていただければと思います。
なお本項の無線のスペックや電波の説明の項目は
"UNITED STATES MARINE CORPS COMMUNICATION EQUIPMENT B191716 STUDENT HANDOUT"→ https://www.trngcmd.marines.mil/Portals/207/Docs/TBS/B191716%20Communication%20Equipment.pdf
を参考にしています。
まず両方のデバイスの基本的なスペックから見ていきます
・AN / PRC-152ラジオセット
o 2種類のバージョン(V1)、外部GPSなし(USMC版)および(V2)外部GPSあり。
o伝達範囲:
VHF - 0から8km。
UHF LOS - (見通し線)に依存
UHF SATCOM - 35,680km(音声通信のみ大気条件の影響を受ける)
o周波数範囲:(VHF、UHF、UHF SATCOM)30-
511.999 MHz
99個のプログラム可能なシステムプリセット
o両方のDAMA(Demand Assigned)で動作可能
多重アクセス)および専用SATCOMチャンネル
音声とデータの両方の通信が可能
o毎秒100チャンネルで2320の利用可能なチャンネルでSINCGARS周波数ホッピングが可能
水深2メートルまでの防水(特殊作戦部隊が使用する20メートルのバージョンもあり)
o電源:充電式リチウムイオン(Li-ION)電池
o電力出力:0.25、2、5ワット(電力増幅器を利用して50ワット)
・重量:1,17kg。 (電池付き)
・暗号ユニット:内部COMSEC(タイプI)
タイプIII DESおよび米国NSAが承認
・AN / PRC-148ラジオセット
o伝達範囲:
VHF - 0から8km。
UHF LOS - (見通し線)に依存
UHF SATCOM - 35,680km(音声通信のみ大気条件の影響を受ける)
周波数範囲:(VH、F、UHF、UHF SATCOM)30- 511.999 MHz
o 音声とデータの両方の通信が可能
10のプログラム可能なグループ、1グループあたり16のチャンネルo 2320でSINCGARS周波数ホッピングが可能
毎秒100チャンネルの利用可能なチャンネル
マリタイム バージョン(V1)は19,6メートルまで潜水可能。
アーバンバージョン(V2)は最大1,8メートルのまで潜水可能
・電源:BA-5123(3 VDC)
Oの出力:0.1、0.5、1、3または5ワット
・重量:900g~1.8kg、(電池の種類と付属品
依存)
・暗号ユニット:内部COMSEC(タイプI)
タイプIII DESおよび米国NSAが承認
わかりづらいので主な点のみ比較表にしてみました。
上のスペックだけ見ても??だと思いますので、項目ごとに見ていきます。
上記の赤字の部分のVHFやUHFというアルファベットがあります。これらは無線において使用される特性の違う波長帯の名称です。米軍の無線通信では用途によってこれらの波長帯を使い分けています。
通常、歩兵大隊無線通信機器は以下の3つの周波数スペクトルで送信します:HF / VHF / UHF
High frequency (HF): 2 to 29.999 MHz
Very high frequency Low band (VHF Low): 30 to 89.999 MHz
Very high frequency High band (VHF High): 90 to 224.999 MHz
Ultra high frequency LOS/SATCOM (UHF): 225 to 511.999 MHz
・VHF
-特性-
回折により見通し線(LOS)をわずかに超えて伸びる
または大気による信号の屈折がある。
信頼できる通信の範囲は通常40 km以下であり、多くの場合、
ラジオにより左右される。また地形や大気の状態により距離が変化する。
-使用方法-
ほとんどの場合大隊内での交信に使用。
・UHF (LOS)
-特性-
完全に見通しのきく(見通し線が通っている)必要がある。(LOS)。
UHFのため、障害物の周りを曲げることができない
波長はとても小さい。
航空機がLOS内で十分な高さである限り、更新可能距離は500 kmを超えて伸ばすことも可能。
-使用方法-
地上から航空機への通信
航空機から地上への通信
-特性-
・UHF (SATCOM)
地上と衛星とで交信することが可能。
高速の音声とデータ通信に使用される。
-使用方法-
長距離の戦略的交信に使用。
5Kまたは25KのDAMAチャンネルにアクセスする。
これを見ると152も148も交信できる距離や波長特性も変わらないことがわかります。
つまり148でも152でも大隊内での通信はできて、航空機との通信もできて、衛星データ通信もできる ということです。
※ただしこの見解は現行のPRC148にしか適応されません。改修前、つまり2012年以前のPRC148では飛ばせる電波の周波数が異なったようです。改修前と改修後の148の違いについて説明していきます。
2013年の記事を見てみると「PRC152が148に取って代わる」と行った記事がありました。https://www.shadowspear.com/2013/04/civil-affairs-an-prc-152/
この記事で述べられているPRC148はJTRSにアップグレードされる前の旧型の148です。
Joint Tactical Radio System (JTRS) とは米軍の新型無線の波形モデルで、兵士の持つ携帯型無線の電波を新しいものに置き換える計画です。
→https://ja.wikipedia.org/wiki/統合戦術無線システム (日本語版は内容が十分ではないため英語版ウィキをお勧めします。)
この計画では当初既存の旧型148に変わり152に置き換える予定だったようです。
https://www.militaryaerospace.com/rf-analog/article/16720409/harris-wins-400-million-contract-to-replace-legacy-us-special-operations-radio-equipment
またこの記事によると2012年にHARRISが400億円の契約を勝ち取ったと書いてあります。やはりSOCOM側としても旧式の148を破棄して152に置き換える計画であったようですね。
しかし計画が変更になり、PRC148はこのJTRSに対応するためのアップグレードを開始しました。このアップグレードはフロントパネルと COMSEC コントロールハードウェアアッセンブリを交換することでJTRSに対応させるものです。
アップグレードは2015年に開始され、2017年には全てのJTRS対応アップグレードが完了しているそうです。
既存のデバイスをユニット交換で使用し続けることができるなら、そっちの方が安上がりですしね。
ちなみにJTRSに対応している148をPRC148 JEMといいます
したがって現在運用されているPRC148 JEMはJTRSに対応しており、152も同様にJTRSに対応しています。
以上を踏まえて、現状上記2点の無線機の相違点は GPS内蔵か否か という点です。それ以外はほとんど差はないです。152にブーストモードがあるくらいです。
そう考えていくと現状のSOCOM傘下の部隊の運用も納得できる気がします。Marsocにおいて言えば、近年の訓練等で見られるMSOTの隊員はほとんどが148を携行しています。
なぜ148が多いのか? それは先述した通り148は152が導入される以前から使用されており、改修を経て使用されています。つまり昔から使用されている148が多いのは筋が通ります。
そして今度は152についてです。これを考えるのはかなり難解で、
・時期
・オペレーターの所属、役割、資格
・そのラジオはどこの所持品なのか
・その時の使用されているエリア
・使用区域でどのようなネットワークが設定されているか
等により異なります。
ですので今回は以下の2点に絞って考えて見ます。
①SOCOMの支給要件
②隊員の役職、役割、資格
まず①ですが、先ほど148の項で記述した通りレイダースでは148を改修するなり、新規購入するなりして多く使用しています。ただ152もSOCOMへの納品数を見るとかなりの数が納品されています。ですので時期的なタイミングで152が納品され、支給された可能性があります。
②152を携帯する必要のある人を考えて見ましょう。
1,チームリーダー:大隊内無線の他にHQとの交信を行う。
2,エレメントリーダー?;チーム内でもエレメントごとに分かれる状況があった場合に必要?ここは憶測です。
3,JTAC:当然のことながらCAS要請の際に別途無線交信が必要。
4,FAC:JTACの上位互換に当たる資格保持者です。元パイロットという経歴を生かし、航空支援を地上とパイロット両方の視点からコントロールします。
上記のような隊員が152と148のデュアル無線の可能性が高いです。
※ただ詳しい方からの情報で”152のGPSはそんなに重要なファクターではない”との情報もあります。単純に追加の無線を持つ場合は152といった理由の可能性もあります、、、、、
他にも要因はたくさんあるかとは思いますが、手持ちの情報から考えられるのはこの辺りです。
ただやはり「ラジオをデュアル運用している隊員は148と152のデュアル運用が基本」という事実は写真等を見ていても、ほぼ間違いなさそうです。
したがって「148は部隊内、部隊間での通信、152はHQ等との通信に使う」という通説に関しては、正しい可能性もあるし誤りである可能性もあるという結論に至りました。
まとめ
・現行タイプのPRC148とPRC152の違いは内蔵GPSユニットの有無。
・様々な要因があり、所持するラジオが決まる。現状断定しうるだけの根拠が乏しい。
・とりあえずここ数年のレイダー装備をするならアーバンコネクタの148使っとけば間違えない。
、、、結局全然解決してねーじゃんかよ!って皆さん。 その通りです!
以上堅苦しい内容になってしまいましたが、わりと頑張って調べました。
情報協力してくださったデドマンさん、ちょっぱーさん、ありがとうございました。
https://marmon.militaryblog.jp/e986250.html
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考察,ラジオ、無線関係
Sun, 09 Jun 2019 13:29:00 +0900
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リストコーチの勧め
こんばんは、まーもんです。
今回は最近もミリフォトで気になった点があったので、見ていこうと思います。
ツイッターの方でもあげましたが、2019年4月に久々に訓練の写真がたくさん上がって来てレイダークラスタの皆さんは大歓喜していたことだろうと思います。
そこで舐め回すように写真を見ているとリストコーチをつけている隊員がいるのを発見しました。
このマークはナイキというメーカーですね。みなさんあまり聞き馴染みのないメーカーだとは思いますが、ナイキはスポーツ用品を製造販売する世界的メーカーです。
おそらく商品はこれじゃないかなと。
また同訓練で別の隊員も同じようなリストコーチを使用していました。
こちらはUnder Armorというメーカーです。ご存知ない方もいらっしゃると思いますが、アンダーアーマーはスポーツ用品を製造販売する世界的メーカーです。
おそらくこの商品ではないかと。
リストコーチ自体は珍しくないと思うのですが、今まで意識して探したことがなかったです。
どちらかというと狙撃手が多くつかているようなイメージがあります。
最近はこのような腕に直接サポーターのようにつけるタイプが多いような気がしますが、昔ながらのこういったタイプもよく見ますよね。
これもアンダーアーマーのものに似ていますね。
そんなわけで買って見ました。検索で調べたらちょうどメルカリで安く出品されていたので購入。届いて開けてみると、、、、、、
「くっさ!!!!」
メルカリの出品者、、、中古なのはわかっていたけど臭いは商品説明になかったですよ、、、、
そんなわけで洗濯。
昨年ミリキャン の時に配布された紙のマップをいちいち胸から取り出して使うのが非常に面倒だったため、ここに縮小版を入れても良さそうです。
まあこのサイズだとマップというより各部隊の呼称(フォネッティックコード)等を書いて置いたりするほうが実用的ですかね。
かっこいいし実用的なので結構満足しています。特に役に立つ情報はない今回の記事でしたが、ネタがなかったので、、、
以上ありがとうございました。
https://marmon.militaryblog.jp/e983942.html
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MARSOC,Marine Raiders,考察
Mon, 03 Jun 2019 19:00:00 +0900
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奇跡の出会い RG CPC Part2
こんにちは、まーもんです。
先日レンジャーグリーンのCPCを着ていた隊員さんの記事を書きましたが、その後奇跡的な出来事がありました。
僕はよくアメリカ現地のセラーや本職っぽい人にメッセージ等でコンタクトを取って、装備等を買い取ったりしています。先日いつものように怪しいと思うセラーにそれとなく探りを入れていると現職のMarine Raiderであることが判明。
しかもそのレイダーがあろうことに、この方本人だったのです。
2019/03/19レンジャーグリーンのCPCの隊員さん
CPCを売りに出していたのでもしかしてと思って連絡を取ったのですがビンゴでした。
そんなこんなでひとまずCPCを購入!
いろいろ話を聞いてみると面白いことがわかりました。
私 どうしてあなただけRGのCPCを使ってるのか、支給品?
A これは部隊費で購入した市販品だよ、なんとなくこの色が良かった。
私 おー(そんな理由なのか)
A ちなみにRGのLV MBAVもあるよ、こっちは支給品でもう生産していない激レア品。
私 !?
みたいな感じで極力聞きすぎないような感じで探りを入れてました。(基本的に現職の隊員は仕事に関することを聞かれるのを極端に嫌がる為)
ちなみにこのCPCはイラクとアフガニスタンで計4回のディプロイメントで使用したものらしいです、詳しい場所は伏せておきますがかなり激戦があったで有名な地名がいくつも出てきました。
そのほかもいくつか放出してもらいましたが、そっちは別便で後日くる予定です。
ちなみにこの方は有名な写真でM82を持っているのがありますよね。明らかにラジオマンなのに狙撃手もやっているかどうか確証が持てずにいたのですが、結局この写真も本人であることがわかりました。
しっかりギリーフードも購入しました。
ではブツを見ていきたいと思います。
使用感ありまくりですね、サバゲーでの使用ではエクストリームウェザリングでもしない限りここまでにはならないです。
※エクストリームウェザリング: 一部の過激派リエナクターによる装備を意図的な汚し。コンクリートや砂利の上で激しく引き回したり、茶色系の色のスプレーを吹きかけたりする。
サイズはハーネスがM、プレートバッグがLサイズです。高身長痩せ型の自分にはベストな組み合わせ。嬉しい。
背面は最後に使っていたセットアップそのままなのか、Pouch Zip onとTMSのPhantom litterがつけっぱなしになっていました。これは嬉しい。
Phantom litterってコアマン以外の隊員もつけるんですね、まあ位置づけ的には簡易担架って扱いだと思うので誰が持っててもおかしくはなさそうです。
またカマーバンド内側のラジオポーチはサイドコネクタ用に切り込みが入れてありました、ハサミで切っただけで何にも処理してない、、、ベローん
Zip onのポーチも6連の40mmを入れる部分が一部カットして広くしてあります。またタイラップで真ん中の部分が束ねられています。
また本人が使用していたパッチもおまけでつけていただきました。これがまた最高なんです。
※複製を防ぐためぼかしを入れています。
左側がレイダーパッチで右側がイラク軍の部隊章です。レイダーパッチの方はドクロマークが初めて見るタイプのものでした。第二次世界大戦時のMarine Raidersパッチがかなり近い感じでした。
また右側のパッチは詳しい方に見ていただいたところ、アラビア語で文字の訳が
神は偉大なり
黒い旅団
黒の旅団、、、、やばいっすねアニメか映画でしか聞いたことの内容な字面です、、、。
おそらく対IS戦でイラク入りした時に同行した現地の部隊からもらったのではないか とのことです。
ここでひとつの仮説が浮かび上がりました! さきほど申しました通りこの隊員はイラクに出征していました。場所はモスルです。
そしてちょうどその時期モスルはISの占領下にあり、米軍はそのモスル奪還作戦を行なっていました(2016開始、2017終結)。この作戦は文字通りISに占領されたモスルを奪い返すことが目的です。知らない方はこちらをお読みください。→https://ja.wikipedia.org/wiki/モースルの戦い
またこの作戦ではイラク軍、米軍に加えてペシュルメガ(イラク領クルディスタン自治政府が所有する軍事組織)が参加していました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ペシュメルガ
ちなみにペシュルメガのフラッグがこちらです。
おや?このフラッグ、、、、
はい、ビンゴです。予想通りこの隊員はモスル奪還作戦に参加しており、この左肩のパッチは友軍のペシュルメガのパッチ。
こちらのパッチはイラク軍の部隊のパッチという説がより濃厚になりました。
ここから推測するにこの隊員は2016〜2017年までイラクでもスル奪還の作戦に従事しており、その後休む間も無くアフガニスタンに出征していた。そして最近帰ってきて古くなったCPCを放出。
こんな感じの流れでしょうか。
いやー、3月にこの型の記事を書いたばかりだったので『これは運命か!!!???」と一人で大興奮しておりました。
普段放出品のギアを手にすることは珍しくはないのですが、実際にミリフォトで何度も見ている隊員本人の物となると、たんなるギアとしてではなく、そこにストーリーを感じることができます。
この意味がわからない方はリエナクターとしてまだまだですので、引き続き精進してください。(冗談です、Twitterでこんなこと言ったら炎上しますね)
今回も既存の知識と考察、それに加えて本人の証言とブツが揃うことで、今までわからなかったことが分かりました。これこそ装備趣味の醍醐味ではないかと思います。
ぜひ装備を新たに始められた方々も”人の真似をする装備” から”自分で考える装備”の楽しさも少しずつ知っていってもらえればと思います。
偉そうなこと言ってますがまだまだこの界隈では歴も浅く若輩です、、、
↓せっかくなので一緒の荷物で来た物も画像だけですが紹介します↓
またこの隊員からの第2弾の荷物がくる予定ですのでその際はこちらで紹介したいと思います。
以上ありがとうございます。
https://marmon.militaryblog.jp/e983005.html
https://marmon.militaryblog.jp/e983005.html
装備更新,MARSOC,Marine Raiders,アーマー
Fri, 17 May 2019 14:52:37 +0900
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「念願の」Tea Hi Threat
こんばんは、まーもんです。
ついに、、、ついに、、、、手に入りました。
TEA Hi-Threat ヘッドセット!(以下ハイスレ)
Marine Raidersの現行風装備を初めて1年2ヶ月(それしか経ってなかったっけ、、、、?)ずっと欲しくて欲しくて、ただモノが全然出てこないこのヘッドセット。
思えばまだ本気で装備を始める前、沖縄放出品でこのハイスレが3万5000くらいで結構ヤフオクに出ていた頃もありました。
大先輩のこの言葉が改めて響きます。
「なんで買っておかなかったんだ」と後悔したこと数千回、 装備仲間の友人が放出するとのことで現在の相場よりは安く譲っていただきました。
前オーナー、プロ市民マグロうさん→https://hoshigari.militaryblog.jp
前々オーナー、地方でMARSOCさん→https://yamamil32.militaryblog.jp
昨年の7月ごろから売ってくださいと懇願し続けた甲斐がありました。
簡単に説明しておきますとハイスレは大体2015年以降に大々的に支給され始めたヘッドセットです。おそらくそれまで使用されていたMSA Sordinの後継機として開発されたものです。現にロゴ以外はほとんどSordinとかわらないです(むしろ全く一緒?)
(2015年2月)
おそらくそれまで支給されたいたSordinのShooters Kitのシステムで同じ運用ができる為ではないでしょうか。
ですのでMarsocに納品されているハイスレには
①ヘッドセットとOps core用Arc アダプタ
②Sordin Shooters kitと同様のPTT、ケーブルなどの一式が含まれたキット。
この2種類が確認されています。①は以前から使用されていたものと組み合わせて使えということでしょう。
またレイダースにおいて一般的に使用されているハイスレは6pin Lemoという形式の端子が使用されています。
この6pin lemo端子以外にも普通の10pin仕様の物や、Peltor等でおなじみのこのタイプの端子の物も存在します
が、あまり使用例は多くないようです。
今回お迎えしたハイスレはちゃんと仕様バッチリです。
ジェルパッドが標準装備のようです。
以下使用例
こういう通し方もあるんですね↓
最新の2019年4月の訓練でも使用が確認されています。
しかしこのハイスレのキット、近年のレイダース装備では必須と言ってもいいくらい使用されているにも関わらず非常に希少で高価です。
Universal PTT単体ですら25,000円ほどしますし、売っていてもポンと買えるようなものではないですよね。
そこで多くのレイダー装備をやっているエアソフターは工夫を凝らしてハイスレ風にして使っています。
先述しました通り、ハイスレの基本的な外観はSordinとほとんど変わりません。
※画像と商品リンクはWarriorsさんのものを引用させていただいています。
まずZ-tactical 等のSordinのレプリカを使用してみます。
https://www.warriors.jp/products/detail225.html
さらに同社製Universal タイプPTT
https://www.warriors.jp/products/detail240.html
これはレプリカSordinの端子でそのままつけられます。
そして仕上げにこれ
https://www.warriors.jp/products/detail1593.html
これで見た目的にはほとんど変わりはないのではないでしょうか?(実際に試してないので保証はできません)
Warriorsさんの店舗に行けば詳しく教えてくれると思うのでぜひ言ってみてください。
https://warriors.militaryblog.jp/e982316.html
普段あまり役に立たない考察ばかりしているので、ちょっと実践できそうな情報を書いてみたのですがいかがでしょうか?
以上で今回は終わろうと思います。
またハイスレについては最近は新型のPTTとそれに対応する専用ハイスレがメインになりつつあります、、、こんどはそっちも記事にしようと思います。
https://marmon.militaryblog.jp/e982911.html
https://marmon.militaryblog.jp/e982911.html
装備更新,MARSOC,Marine Raiders,ラジオ、無線関係
Tue, 14 May 2019 19:12:00 +0900
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LV MBAV プロトタイプ
こんばんは、まーもんです。
先月くらいからebayに大量に流れている、プロトLV MBAV、結構なお値段で売られていますがノリで買ってしまいました。
先日東海のレイダー装備の某社長から、「とりあえず買いまくれ! 使用例は後から付いてくるものだ」とのありがたいお言葉を頂いたので、最近では怪しいアイテムはチェックするようにしているのです。
LV MBAVは言わずもがなレイダースでは一番息の長いアーマーです。色々な方がLV MBAVについては考察や説明をされているので、ここでは触れないでおきます。
さてこのプロトのLV、レイダースであれだけ使用されているしテスト品も絶対使用しているだろう、と考えてとりあえず買ってみました。その後複数のセラーにどこの部隊が使っているかということを聞いてみたところ、帰ってくる答えはDevgru ・CAG、、、
あっこれはやってしまったパターンですね、まあ非常に面白いアイテムではあるので一度手に取ってみたかったのでオッケーです。
まず簡単に全体を見ていきましょう。
めちゃくちゃ軽いです。リアルにTシャツと同じくらいの軽さでびっくりしました。全体を見てみると布以外の素材が全く見当たりません。
めちゃくちゃシンプルなデザインです。現行品のLVと異なり、ベクルロもバックルを装着する場所も何もありません。ツルペタですね。
着脱はサイドをベルクロで開閉するタイプです。サイズはM/Lと書いてありますが、調整幅がかなり大きいのでプレートキャリアでS〜Lくらいまで対応できると思います。
内側を見ていきます。
、、、、あれっ!? プレートを入れるところがない、、、3回くらい探しましたが、あるのはこの小さな穴だけでした。
ここにソフトアーマーをねじ込んで、このベロを内側に入れ込んでしまうようです。
そうです、これソフトアーマー専用だったのです。てっきりLV-MBAVのプロトということでSAPIプレートも当然入るものだと思っていたのですが、どうやら違ったようです。
どうりでシンプルな作りなわけですね。レイダースにおける現行のLV-MBAVの使用が確認されたのが大体2011年ごろなのでこのプロトタイプはそれ以前にテストされていることになります。当時の装備を見てみるとソフトアーマー×プレートキャリアで運用している使用例はたくさんあります。
おそらくその中でより軽量化したものが求められた背景の中で、Cryeでもこのような製品が開発されたのではないかと思います。そうしてこのプロトをテストしていく中で全部まとめて軽くしちゃえ!とういうことで現在のようなLV MBAVの形になったのではないでしょうか。
ちなみに素手にCrye PrecisionのホームページではLV自体は無くなっており、ミリタリー向けの納品のみのようです。
https://www.cryeprecision.com/armor-equipment/lvs
以上でレビューは終わりなのですが、このアイテム2000年代後半くらいが使用年代になるはずなので、自分のやっている年代では使いません。
一通り舐め回して満足したのでどなたか買い取ってくださると嬉しいです。
放出品のショップで10万くらいで買ったので8万円くらいで買ってくれる方いたら連絡くださいm(_ _)m
https://marmon.militaryblog.jp/e980308.html
https://marmon.militaryblog.jp/e980308.html
装備更新,MARSOC,Marine Raiders,ナイロン,考察
Wed, 08 May 2019 19:13:00 +0900